結婚し子供も生まれると、今まで住んできた賃貸住宅からそろそろ新居を持つことを考えよう、と思うご夫婦は多いでしょう。不動産を扱うお店やハウジングセンターに足を運んだりして専門スタッフから話を聞いているとだんだん気分も盛り上がってきます。家は一生のうちで一番高い買い物です。また、気に入らなくなったからといってすぐに捨てたり買い換えたりすることも容易にはできないものです。
それならば、最初に家を建てるときに注文住宅も選択肢に入れ、検討してみましょう。ハウジングセンターで家具付きの家を見るのはとても楽しいし、こんな家に住むことができたら、とあこがれは募りますが、ハウジングセンター内に建つ家は、実際のものよりも少し大きめのサイズで作ってあることを忘れてはいけません。また、家族構成や、ライフスタイル、すでに持っている家具などがぴったりあてはまるということはとても少ないものです。間取りや内装が気に入っても、外壁や窓の形や位置などが気に入らないこともあるでしょう。
そんなとき、注文住宅なら、外壁、屋根、部屋の間取りや内装まですべて自分達家族に合うものを最初から専門の建築家と相談しながら作り上げていくことができるのです。数十年後のリフォームも見据えて、家を作っていくことができるのも注文住宅の利点といえるでしょう。そうしてできあがった家は、使い勝手が良いことはもちろん、愛着も生まれ、安心して家族と生活できる場になるでしょう。